あつまれどうぶつの森を一通りプレイしたので、レビューしていきます!
DIYや島の作り変えができるなど、大幅にグレードアップしたあつまれどうぶつの森。

この記事で分かること
- あつまれどうぶつの森を買うべきか
- あつまれどうぶつの森の良い点
- あつまれどうぶつの森悪い点
あつまれどうぶつの森の評価
総合的な評価は★★★★☆!

どうぶつ達が魅力的に映るようになり、主人公はおしゃれのしがいがあります!
家以外にも家具を置いたり、島のエディットができるなど、新要素もグレードアップしています!

道具が消耗品になったこと、最初に来た村人(島民代表)かどうかで待遇が変わることです。
これらの詳細も合わせて、この評価に至った理由をまとめていきます!
あつまれどうぶつの森の良い点
あつまれどうぶつの森の良い点をまとめます!
あつ森の良い点
- ゲーム内の目的がある
- 魅力的などうぶつが増えた
- 家で家具を設置しやすくなった
- 家以外に家具を置けるようになった
- 持ち物の総数が増えた
- 魚や虫のクオリティがアップした
- 素晴らしすぎる博物館の展示法
- 島をクリエイトすることができる
- 着せ替えがしやすくなった
- リメイクで家具のバリエーションが増えた
- アップデートが繰り返し行われている
1.ゲーム内の目的がある
「どうぶつ達ときままなスローライフ」が売りのゲームですが、過去作では「何をやったら良いかわからない」という声も多かったです。
今作ではゲーム内で島を発展させるという、はっきりとした目的とクリア条件があります!
たぬきちから度々支持が飛ぶようになったので、過去作よりも遊びやすくなったと言えますね!
2.魅力的な新住民が増えた
発売直後からTwitterで見ない日はない、あつまれどうぶつの森の新キャラクターたち。
クールな眼鏡ネコ「ジャック」を筆頭に、筋肉サーモグラフィー羊「ちゃちゃまる」など、大人気の住人が多く誕生しました。
これらの住民をなんとか自分の島に招き入れるために、住民厳選をする人が後を経ちませんね。(笑)
3.家で家具を設置しやすくなった
過去作では、
家具を目の前に出すと「ここじゃない」。
家具をつかむと他の家具が邪魔で「動かせない」。
家具を正面に向かせようとすると「回せない」。
という3重苦でした。(笑)
ですが、今作では俯瞰視点で家具をつまんで、自由に動かしたり回せるようになりました!
超やりやすくなったので、レイアウトにこだわったりやすくなりましたね!
4.家以外に家具を置けるようになった
キャンプ場を作ったり、浜辺にビーチパラソルを置くなど、屋外のシチュエーションを演出できるようになりました!
屋外に置けるようになったことで、これまでになかった巨大な家具も増えて見応えばつぐん!
住民たちも置いた家具に座ったりコメントしてくれるので、これまでになかったコミュニケーションを楽しむことができます。
5.持ち物の総数が増えた
いっぱいになりがちだったポケットが、最大40個持てるようになりました!
釣りや虫取りなど色んなことができるゲームで、所持数の制限はやっぱりつらかった…。
もちろん40という限られた数ではありますが、圧倒的に遊びやすくなりました!
6.魚や虫のクオリティがアップした
グラフィックが向上したことで、魚や虫がよりリアルになりました!
迫力のある魚を初めて釣り上げたときの感動が増し、気持ち悪い虫はさらに気持ち悪くなりました。(笑)
図鑑もあるのでつい全種類を集めたくなり、まるで自分で標本を作っているような面白さも感じます!
7.素晴らしすぎる博物館の展示法
博物館の展示が大幅にグレードアップ!
魚は水族館、虫は植物園、化石は生物の起源を順番に辿るような素晴らしい展示です。
実際にあったら行ってみたい!と思える博物館なので、早く生き物を揃えたいというコンプリート欲求をくすぐられますね。
8.島をクリエイトすることができる
ゲームをクリアすると、島に川や崖を作ったり、石畳など特別な床を敷くことができます!
通行しにくい場所を整備したり、高台で区画を切り分けたりと活用法は様々。
単に高台から川を流して、滝を作ったりするだけでも楽しい新要素です!
9.着せ替えがしやすくなった
クローゼットなどの衣装切り替え家具を開くと簡単に着替えができるようになりました!
収納している服全ての中から自由に選んで着替えることができます。
まるで、本当にクローゼットを覗いて「今日の服何にしようかな…」と選んでいるような気分で、オシャレが楽しくなりますね!
10.リメイクで家具のバリエーションが増えた
DIYばかりピックアップされますが、リメイク機能がすごい!
なんとなく趣味に合わない家具を手に入れたり、DIYで作ったりしても大丈夫!
リメイクで色や柄の変更が可能で、コンセプトに合わせたデザインに作り変えることができます。
11.期間限定イベントのアップデートが行われている
どうぶつの森の楽しみ方が今あるものだけとは限りません!
定期的に期間限定イベントのアップデートが行われており、これからも楽しめること間違いなしです。
あつまれどうぶつの森の悪い点
続いて、あつまれどうぶつの森の悪い点をまとめます!
あつ森の悪い点
- 道具が壊れる
- 島民代表と他のプレイヤーの待遇差
- 住みたい住民と住めない
- 島生活の雰囲気をぶち壊すセリフ
- DIYやマイル引き換えの制限
- 説明しない要素が多い
- 遷移や選択肢が悪い
- 川や崖が多く移動がしづらい
- 家具・化石・DIYレシピがすぐダブる
- 島クリエイターの機能が中途半端
- アップデートイベントがつまらない
1.道具が壊れる
これまで無限に使えていた道具が消耗品になりました。
「見たこと無い虫がいるのに、さっき虫あみが壊れて持ってない!」というようなストレスが付いてきます。
DIYさせるための強要施策のようですね…。
せめて、やりこめば壊れない道具が出てくるようにはして欲しかったです。
2.島民代表と他のプレイヤーの待遇差
本作は複数人で同じ島に住めるようになっています。
ですが、島民代表という最初に島に来たプレイヤーと、その後に来たプレイヤーとの待遇差が結構ひどい…。
島民代表は、たぬきちから島の発展のためにあれこれ頼まれますが、他のプレイヤーは「手伝ってやってくれ」の一言。
クリアまでなら百歩譲って理解できますが、最終的には家の移動や橋の設置が出来ないなど理由が良く分からない理不尽さが残ってしまいます。
3.住みたい住民と住めない
Twitterなどで住民の情報が多く流れてくることもあり、「この住民と住みたい!」という人が後を経ちません。
ですが、住みたい住民と住むには、マイル島という特別な島に行き、何十といるどうぶつの中から1体と巡り会う住民厳選という作業を行う必要があります。
厳選以外の方法だとamiiboカードという有料のカードを使って住民を呼ぶことができます。(過去作のキャラのみ)
時間をかけて厳選するか、課金して呼ぶか、もうソーシャルゲームのようです。
4.島生活の雰囲気をぶち壊すセリフ
ゲームの仕組み上、島が発展していって島生活らしさがなくなってしまいます。
ですがそちらは、ゲーム内でも言及されており、離島ツアーなどの要素でカバーされています。
ただ、インフラも揃っていない離島で「昨日のドラマが…」「アイドルが…」的な話するのはどうかと…。
島生活というシチュエーション的におかしいと感じるセリフが度々あり、過去作からの流用を感じてしまいます。
5.DIYやマイル引き換えの制限
「なんで1つ以上一気にできないんや!」と思わず突っ込んでしまいたくなる不便さ。
「トントンカンカンコンコン…トントンカンカンコンコン」「ビーーーーーッピロリン♪」
これをひたすらAボタン連打です。
道具が壊れるにも関わらず、まとめて作り起きしづらいシステムが本当に面倒…。
6.服が一度に買えない
服屋(エイブルシスターズ)では、試着という着たものをそのまま買えるシステムがあります。
魅力的なものが多く、一度に多くの商品を買いたいのですが、ここで2つの不便が発生します。
1つ目、同じ部位の服は一度に複数買えません。一度試着室から出てもう一度入り直します。
2つ目、試着から購入したものをポケットに入れられないので、買った服を住人にあげたい時に不便。
着ていくか家の収納に送るかのどちらかで、ポケットは選べません。
それにも関わらず、家の収納がいっぱいだとポケットに自動的に入れられてしまう謎仕様です(笑)。
7.博物館の鑑定が面倒
博物館の化石の寄贈が不便…。
化石は鑑定してから寄贈する必要があるため、「化石を鑑定する」をしてから「寄贈する」を選ぶ必要があります。
順番どおりにやれば良いのですが、鑑定前に「寄贈する」を選ぶと「持ってないですよ!」と言われる…。
別に普通のことですが、「寄贈する」が選択肢の1番上にあるので押してしまいがちで、「いや、化石持ってるんだから鑑定してくれよ!」と不便に思ってしまうのです。
(過去作では鑑定してくれたような気がする…。)
8.川や崖が多く移動がしづらい
川や崖が多いので、とにかく移動がしづらい…。
これらの地形には高跳び棒やはしごを使う必要があり、遭遇する度に切り替えます。
中盤からは橋や坂を多額のベルで作れますが、移動できない訳でないので、ローンの返済と天秤にかけた時に、どうしても大目標であるローンが勝ちます。
もちろん、プレイヤーの選択次第ではありますが、住みづらい島が残りがちです。
9.家具・化石・DIYレシピがすぐダブる
「もう持ってる・作れる」が1ヶ月後ぐらいから大量発生…。
この辺りから商店訪問・化石堀り・住人訪問などが作業化します。
過去作でももうちょっと種類あったような気が…。
10.島クリエイターの機能が中途半端
島の地形を変えられる島クリエイターですが、ひっじょーに中途半端!
- 崖の角は滝に出来ない。
- 2段分の高さの滝を作れない。
- 木の周りに川を作れない。
- 海に接する川は作れない。
- 崖の高さは初期状態より1段上げられるけど登れない。
などなど、「なんで?」と思うような仕様ばかり。
もっと浜辺広げたり、桟橋作ったりしたかったよ…。
11.アップデートイベントがつまらない
発売からイースター、アースデーと来ましたが、かなりつまらなかったです…。
発売から最初に開催されたイースターでは、どうぶつの森のほぼ全ての遊び要素がたまごで死にました。
- 魚を釣ろうと思えばたまごが釣れる。
- 風船が来たと思えばたまごが落ちてくる。
- 鉄鉱石を取ろうとすればたまごが出てくる。
- 木材を取ろうとすればたまごが出てくる。
- 化石だと思って掘ればたまごが出てくる。
たまごたまごたまご……。
これだけ出てくるにも関わらず、イベントは最終日まで進行しない。
この悪夢のような時間が約2週間も続きました。
続いてアースデー。
花を植えよう!木を植えよう!
終わり。
無料アップデートで長く遊べるのでありがたいのですが、期待が薄れてきました…。
※美術館の追加は良き。
あつまれどうぶつの森の感想・レビューまとめ
いかがでしたでしょうか?
あらためてあつまれどうぶつの森の良い点と悪い点をまとめます。
あつ森の良い点
- ゲーム内の目的がある
- 魅力的などうぶつが増えた
- 家で家具を設置しやすくなった
- 家以外に家具を置けるようになった
- 持ち物の総数が増えた
- 魚や虫のクオリティがアップした
- 素晴らしすぎる博物館の展示法
- 島をクリエイトすることができる
- 着せ替えがしやすくなった
- リメイクで家具のバリエーションが増えた
- アップデートが繰り返し行われている
あつ森の悪い点
- 道具が壊れる
- 島民代表と他のプレイヤーの待遇差
- 住みたい住民と住めない
- 島生活の雰囲気をぶち壊すセリフ
- DIYやマイル引き換えの制限
- 説明しない要素が多い
- 遷移や選択肢が悪い
- 川や崖が多く移動がしづらい
- 家具・化石・DIYレシピがすぐダブる
- 島クリエイターの機能が中途半端
- アップデートイベントがつまらない
最終的な評価は★★★★☆!
ゲーム内の目的が増えて遊びやすくなったことを筆頭に、住人や博物館のクオリティーアップ。
また、着せ替えや模様替えなど、既存の要素のパワーアップが主に良い点として上げられます!
このように既存の要素を楽しむことは出来ますが、新規の要素で気になる点は多いです。
DIYができるからといってゲームが面白くなる訳でもなく、道具の消耗や商店のラインナップが減るなど問題が発生。
また、新規の高跳び棒やはしごがあるせいで、移動しにくい地形が広がっているなど、遊びづらくなる要素も追加。
グラフィックの向上さえなければ、とび森で良いのでは?と思ってしまうのは事実です。
ただ、面白くない訳ではなく、のんびりスローライフを楽しむというどうぶつの森自体の魅力は無くなっていません。
まだ追加されていない既存キャラクターも多く、メーデーイベントの迷路など、一風変わった催しが追加されるなどしています。
大型イベントは微妙なものが多かったですが、訪問者の追加など小さいイベントのほうがむしろ楽しい気が…。
そういったアップデートには今後期待していきたいですね!