ゲーム専門学校に通ってゲームクリエイターになったhamuwoです。
ゲーム専門学校の学費はどれぐらいかかるのでしょう?進路を決めかねている高校生の参考になれば幸いです。


この記事では具体的にどういった専門学校がどれぐらいかかるのか?を解説していきます!
「大学以上?そんなにかかるなら無理だわ…」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
かつてのわたしも同じように思っていました。

ですが、そんな学生をサポートしてくれる奨学金についても解説していきます!
目次
ゲーム専門学校の学費はどれぐらいかかる?


私立大学の年間平均は100万と言われているので、一回り額が大きくなります。
2年以降の学費は、初年度より下がる学校もあれば上がる学校もあります。
また、通う年数も異なるので、最終的にかかる費用は学校によって大きく変わります。
では実際に、どんな学校がどのぐらいの学費がかかるのか?を見ていきます。
今回は東京と大阪両方にある有名ゲーム専門学校を例としてまとめます。
1.HALの学費
HALは新宿(東京)・名古屋・大阪にあるゲーム専門学校です。
希望就職者の就職率100%という、完全就職保証制度があるのが特徴です。
2.アミューズメントメディア総合学院の学費
恵比寿(東京)・西中島(大阪)にあるゲーム専門学校です。通称AMGと呼ばれます。
職種の異なる多数の学科があり、2年という短い期間で集中的に学習を行うのが特徴です。
3.バンタンゲームアカデミーの学費
中目黒(東京)・なんば(大阪)にあるゲーム専門学校です。2021年4月から名古屋にも開校します。
現役プロ講師100%の学校であり、少人数制のクラスで個別サポートに特化しています。
学費以外にかかる費用

学費以外でかかる費用
- 自分用のPC購入費
- ソフトウェアライセンス費用
- 1人暮らし費用
- 検定の受験料
- 学内の旅行費
- 交通費
特に初年度は、数10万円する自分用のPCを購入する必要があります。
また、デザイナー志望はデザイン系ツールのソフトウェアを使用するライセンスに費用がかかったり、遠方から来る場合、学割が効くとは言え交通費もバカにできません。
進学と同時に1人暮らしを始める場合、高価な家電が必要になることもありますし、学内の旅行で同級生は遊びに行っているのに自分は置き去りということもあります。
突然お金が必要!とならないように、学費以外の費用も調べておくといいですね。
ゲーム専門学校の奨学金・学生ローンについて


わたしも奨学金を借りて専門学校に通っていました。
奨学金にはいくつか種類があります。
奨学金・ローンの種類
- 独立行政法人 学生支援機構
- 国の教育ローン 日本政策金融公庫
- 銀行の教育ローン (三菱UFJ銀行など)
- 民間の教育ローン (株式会社ジャックスなど)


独立行政法人:国から独立して行政の仕事をする法人。各省が業務の効率化などのために事業を分離させた組織。
法人:法律により特に権利能力を認められた組織。
一般的に、国や法人で借りる方が条件が厳しく、低金利かつ固定金利。
民間や銀行で借りる方が条件が優しく、高金利で金利が変動することが多いです。
学校ごとに提携している団体が異なっていますが、大抵のゲーム専門学校では、国のローン(日本政策金融公庫)で借りられるようになっており、第2第3の選択肢として銀行・民間が用意されています。
奨学金・学生ローンで気をつけたいこと

実際に奨学金を借りて、感じたことがあるのでお伝えします。


もちろんこういう方もいらっしゃるかと思います。
ですが、卒業後はマイナスからのスタートで、数100万円の借金が残ります。
それを何10年とかけて返して行くのです。
今は良いかもしれませんが、将来の自分の足かせになり、以下のようなことがしづらくなります。
奨学金を借りてしづらくなること
- 結婚
- 出産
- 育児
- 旅行
- 転職
- 家の購入
- 賃貸契約
これらの内容は、単純にお金がなくて困ることではありますが、奨学金を借りることで長期間に渡って苦しめられます。
将来のために奨学金が必要なのは分かりますが、奨学金を借りると将来失うものがある、ということを理解した上で借りることをおすすめします。
ですが、「それでもやりたい!」「頑張りたい!」という方には止めはしません。

それだけ払ってでも、ゲーム専門学校に通う意味があったと感じるからです。
通ったからこそ、就きたい仕事に就いて毎日楽しく過ごしていますし、結婚もそれほど不自由なくできました。
ですが、学校で遊んでばかりでは何の意味もないです。

ゲーム専門学校の学費についてまとめ

だからこそ、しっかり調べて自分の目で見極めることをおすすめします。
わたしは在学中に体験入学にやってくる高校生と何度も話をしたことがありますが、ゲームが好きなだけで来る楽観的な人が多いです。
親が学費を払ってくれるかもしれません、奨学金があるから大丈夫かもしれません。
ですが、最低でも2年、長くても4年過ごすことになる学校です。
その2つが最終的に通ってよかったかどうかを決めます。
最適な学校は、その時の学校の状態や人によって違います。
通える範囲の学校は、すべて資料を請求してみて、あなたの目で比較・検討してみて下さい。