ゲームアイデアの出し方とネタ出しスポット5選!

こんにちはhamuwoです!

「ゲームを作りたいけど、どんなものを作れば良いか分からない!」「思いついても面白くない…」という方に、アイデアの出し方をご紹介します!

 

わたしも過去にゲーム制作で、アイデアが思い浮かばず、何度も徹夜で考えつくしたことがあります(笑)

しかし、これからご紹介する方法を使い、就職活動で6本ほどゲームを作って就職したので、その方法について解説していこうと思います。

 

まずは先に、メインとなる部分をお伝えしておきます。

ゲーム内容を考える上で、100%新しいアイデアというのはかなり難しいです。

既存のものを組み合わせて新しいと言えるものを作っていくというのが基本的な流れになります!

 

しかし、自分の頭に何も無ければアイデアの元すら産まれません。

何かしらの要素を取り入れて、アウトプットする必要があります。

そういった、ネタ出しの方法についても解説していきますね!

 

ゲームアイデアの出し方とネタ出しスポット5選!

まずは、ゲームアイデア考えていく流れをお伝えします。

 

ゲームアイデアを考える流れ

  1. ゲームに関連しそうなキーワードを出しつくす
  2. キーワードを組み合わせてアイデアをまとめる

 

最初に自分の頭の中にある、ゲームに関連しそうなキーワードを出しつくします。

そして、出てきたキーワードを元に何個か組み合わせて、ゲームアイデアをまとめていきます。

もしそれでもまとまらなかったり、アイデアが出なかった場合は、さらに他のキーワードのインプットをしてもう一度組み合わせを考えていきます。

 

ここまでが基本的なサイクルですが、「それでもまだ出ない!」という場合は最終手段として、ひらめきが起きやすい行動をするという手もあります。

論理的ではありませんが、ひらめきは意外とバカにできない要素なので、そちらについても解説していきますね!

 

1.ゲームに関連しそうなキーワードを出しつくす

最初にお伝えした通り、100%新しいアイデアを産み出すというのはかなり難しいんですよね…。

 

たとえば、メタルギアというゲームがあります。

「隠れる」という新しい要素を入れて、ステルスゲームというジャンルを確立したゲームではありますが、ゲームジャンルの元にあるのはアクションです。

 

ポケットモンスターシリーズも「交換」と「収集」というコンセプトを取ってしまうと、普通のRPGです。

シリーズ初代の赤緑のシステムだと、ドラゴンクエストとそれほど変わらないものになっていたでしょう。

 

このように、今では新しいものとして普及しているものでも、根幹にあるのは既存の要素であることが多いです。

しかし、既存の要素であっても「隠れる」「交換」「収集」といったキーワード(コンセプト)と組み合わせることで、新しいものとして生まれ変わることができます。

キーワードを出しつくすというのは、この組み合わせ要素を考えるということになります。

 

「じゃあひたすら思いつくまま書いていけばいいの?」と思うところですが、できれば付箋などの細かい紙切れにキーワードを書き出して、動かして寄せて考えたりといったことができるといいでしょう。

 

1人で行ってもいいですが、グループでやると色んな人のキーワードが集められるのでオススメです。

グループで案出しする際には、注意が必要な点があります。

 

注意ポイント

  1. 判断・結論を出さない
  2. 自由なアイデアを否定しない
  3. 質より量を重視する

 

判断・結論を出さないというのは、「いや、そんなキーワード関係なくない?」「そんなの作るの大変」などと言ってしまうことです。

どれだけ変なアイデアやキーワードであっても、否定するとどんどん発言しづらくなりますので注意しましょう。

否定しないように気を付けつつ、名詞・動詞などを主に、質より量を意識して、ガンガンキーワードを出すことが大切です。

 

これらの流れを経て、出た意見(キーワード)を組み合わせて行く、という流れをブレーンストーミングと言ったりします。

 

本当の本当に極限まで出しつくしましょう。

絞りに絞りつくせば、「もう出ない…」と思い始めてから3倍は出ると思います。

 

しかし、時間管理も重要です。

組み合わせて考える時間も必要なので、数10分で切り上げられるのがベストです!

 

2.キーワードを組み合わせてアイデアをまとめる

ある程度出揃ったら、出てきたキーワードを組み合わせてアイデアを固めてみましょう。

あまりに突拍子もない物同士をかけ合わせても仕方ないので、組み合わせた状態を想像しながらアイデアを組み立てていくといいですね!

 

ゲームアイデアをまとめる際には、コンセプト、ターゲット、システム、面白さなどを組み立てて行きます。

 

まとめ方ですが、わたし的には紙にまとめる方がやりやすいです。

「パズルゲームでこういう形があって…」「アクションゲームでこういうシチュエーションがあって…」など、絵と文で表現することが多いので、PowerPointなどのツールに慣れていなければ手書きが一番早いですね!

 

草案の段階になりますので、しっかりした形式を保っている必要はありません。

しかし、一緒に制作するメンバーに説明を行う時に、システムと面白さを分かりやすく伝える必要があります!

内容を詰めた上で、説明しやすく伝わりやすい形にまとめるように意識しましょう。

 

わたしの経験にはなりますが、この段階で完全に面白いと言えるものを作るのは難しいです。

実際にサンプルを作ってみたり、草案をメンバーに伝えて意見を貰ってブラッシュアップさせるといいですね!

 

アイデアが出なかったときのネタ出しスポット

「キーワードが出ない!」「組み合わせてもアイデアがまとまらない!」という人には、直接キーワードとなるものを見たり聞いたりして、新しい要素をインプットするのが良いでしょう。

それらが出来る場所をまとめていきます。

 

ホームセンター

わたしが思う、最強のキーワードスポットです!

細かく見ていくと、本当にあらゆる物があります。

見たことがない工具や機材、動植物、中には家電や衣服が置いてあるホームセンターもあります。

人間が発展させてきた技術と動植物に触れられれば、大抵何かしらのゲームアイデアは浮かぶと思います!

 

ドン・キホーテ

こちらも物量で勝負です。

ホームセンターで置いていないパーティグッズやいたずらグッズ、コスプレグッズなど、変な物が大量にあります(笑)

また個人的にドン・キホーテがオススメなのは、広告や値段表記に特徴があるところですね!

分かりやすい書き方や、楽しそうな表示の仕方など、草案や企画書を作成する上で活かせるところがありますので、気にして見てみるといいでしょう。

 

ヴィレッジヴァンガード

こちらもドン・キホーテと同様の理由ですね。

宝探し感覚のあるドン・キホーテと違って、目に飛び込んできやすい配置になっていることが多いので、インプットはこちらの方がしやすいと思います。(あくまでわたしの体感ですが)

広告などにも特徴があるので、ドンキと同じくチェックですね!

 

おもちゃ屋

今のおもちゃは本当にすごいです!

レンジャー・ライダー系のおもちゃはギミックと演出が派手で見て聞いて楽しい作りになっていますし、プリキュアなど女の子向けのおもちゃも触って分かりやすく持っていて嬉しくなるデザインだったりします。

回る、走る、刺す、挟む、当てる、光るおもちゃなどなど…、動詞があふれかえっている場所ですので、そういうところをポイントに見ていくといいでしょう。

わたしのようにおもちゃが好きな気持ちが先行してしまうと、当初の目的がズレてしまうのでそこは注意ですね(笑)

 

Amazon

言わずと知れた通販サイトです。

普段は見ないカテゴリーの商品を見てインプットすることが出来ます。

手頃に出来ますが、一度に入ってくる情報量は少なめです。

本やおもちゃカテゴリーがオススメですね!

 

補足

創作物(映画・アニメ・漫画・ゲーム・絵画)を見るという手段もありますが、色んなコストパフォーマンス的にオススメしません。

お金や時間がかかりますし、得られるキーワードも上記のものと比較して少ないです。

また、娯楽的な要素も強く、当初の目的を忘れがちですので要注意です!

 

それでも出ないときのリフレッシュネタ出しスポット

上記の内容全てをやったとしても「まだ出ない!!」ということはよくあります。

行動した、考えた、それでもダメだった…、気分が落ち込んで、疲れていることでしょう。

 

しかし、考えているからこそ、ふとしたリラックスの瞬間にアイデアがひらめくことがあります!

そのリラックス方法と場所をお伝えします。

もちろん必ずひらめくという訳ではないので、そこはご了承下さい。

 

トイレ

「あー、考えるのしんど…」とフーッと一息ついた瞬間ピーン!とひらめくことがあります!

疲れと一緒に余分なものを出したからでしょうか?

そうです、何かを得るためには、何かを失わなくてはならないのです…(笑)

 

風呂

風呂はできればお湯を溜めて、浸かれるようにするのが効果的です。

リラックスしながら思考をめぐらせることができます!

あまり考えすぎて長風呂しないように注意はしないといけませんね。

 

移動中

同じ場所で考え続けても、同じ考えしか出てきません。

例えば電車で見える景色を眺めたり、人が話しているのを聞いてひらめくかもしれません。

アイデアをまとめる時にも、つまづいたら一度場所を変えてみるなどしてみるといいでしょう。

 

ふとん・ベッド

考えても思いつかない時は、あきらめて寝ましょう!

これは冗談じゃなく、マジメな最終手段です。

 

追い詰められて、考えても考えても何もでないと次にイライラがやってきます。

そうなる前に一度切り上げて、頭をリフレッシュさせて落ち着いてから考え直してみましょう!

 

わたしも過去に追い詰められ、夜10時に寝て12時に起き、朝4時まで考えたことがあります。

夜中の作業はしんどいですが、アイデアが出ない時は本当に出ないんですよね…。

そういった時には、あきらめと言う名の睡眠リフレッシュを行ってみてはいかがでしょうか?

 

まとめ:ゲームアイデアの考え方とネタ出しスポット9選!

いかがでしたでしょうか?

ゲームアイデアを出す手法について少しでも助けになれれば幸いです!

 

わたしも何度かやったことがあるので、本当に辛い作業ですよね。

ですが、考えに考え抜いた案は、制作メンバーの気持ちを集めて、さらに良いものへと変化していきます。

そうして作り上げたゲームは、一生物の宝になりますので、辛いタイミングだと思いますが、是非頑張って下さい!!

-ゲームクリエイター
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