ゲーム専門学校に通ってゲームクリエイターになったhamuwoです。
今回は日本電子専門学校について解説していきます!


ゲーム大賞などのコンテストや就職先での実績も多く、都心でアクセスしやすなどメリットが多いです。
技術を習得するための「職業教育」と、社会の中で自分らしい生き方を実現する「キャリア教育」という2つの教育の柱あるのが特徴です。
そんな日本電子専門学校について詳しく解説していきます!
目次
日本電子専門学校の基本情報
■校舎
新宿(東京)※最寄り駅は大久保
■3年制ゲーム学科
ゲーム制作研究科
■2年制ゲーム学科
ゲーム制作科、ゲーム企画科
日本電子専門学校の特徴

前述した「職業教育」と「キャリア教育」だけでなく、オリジナルの教材を使うなど日本電子専門学校ならではの特徴があります!
日本電子専門学校の特徴
- 職業教育とキャリア教育
- オリジナル教材
- 校内入試試験
1.職業教育とキャリア教育
技術を習得するための職業教育はもちろんですが、キャリア教育というコミュニケーションを基本とした教育にも力を入れています。
企業から認定された教育プログラムや、インターンシップ、特別課外授業、特別講演などはもちろん。
グループワークやプレゼンテーション、卒業制作展など、コミュニケーションを取る場も多く用意されています。

他のゲーム専門学校と比べたとき、企業から認定された教育プログラムという点が独自の特徴として上げられます。
そのカリキュラムがあるからこそ、後述する校内入試試験に繋げることができることができるのでしょう。
2.オリジナル教材
特に教育面で特筆したいのが、オリジナル教材があるということ!
なぜオリジナル教材が良いかと言うと、ゲーム専門学校で使用されている教材の大半は、市販の技術書がメインで、授業で使用されないことが多いからです。

ゲーム開発をするための本…というより、開発ツールの使い方を知る本が大半です。
このオリジナル教材も企業認定の教育プログラムで作られており、その結果が就職につながっているため、質の高いカリキュラムであることが証明できます。
また、教材には講義で使用されるテキストが用意されているので、「学びたいけど何から手を付けていいか分からない!」という新入生の道標になるでしょう。
3.校内入試試験

企業が日本電子専門学校の学生のためだけに来校して、面接・作品審査・プログラミング試験などが行われます。
他のゲーム専門学校と比較しても、ここまでしてくれる学校は少なく、卒業作品の展示会や一般公募を行わない求人止まりであることが多いです。
入社試験を行っている企業として、カプコンやフロム・ソフトウェアなど有名企業も来校してくれることなどから、企業への影響力の強さを感じますね。
もちろん、学校に来てくれるから入社できるという訳ではありません。
ですが、在校生がそれだけの企業に注目されているということは、1つのメリットだと言えるでしょう。
日本電子専門学校の学費
■ゲーム制作研究科3年制の場合
入学手続時納入金:795,000円
1年次納入金合計:1,387,000円(入学手続時納入金込み)
卒業時までの納入金合計:3,817,000円
教科書・教材費:約 45,000円(総額)
※教科書・教材費は昨年度の概算で、変更になる場合があります。正式な教科書・教材費は入学許可書送付時に、入学ガイダンスのお知らせ等の書類と共に通知されます。

年間160万円を超える学校もあるなかで、新宿に校舎があり、3年制か2年制を選べてこの学費であれば、比較的通いやすいと言えるでしょう。
日本電子専門学校の評判
スクウェア・エニックス入社
失敗を恐れず挑戦し続けてほしい。情熱をもつことで、未来はひらける。
良質なゲームは制作スタッフの“情熱”から生まれる。
『ドラゴンクエストX』でディレクターを任されていました。ディレクターの仕事というのは多岐にわたるのですが、簡単にいうと「ゲームの面白さ」に責任を持ってチームを率いるのが仕事になります。なぜディレクターが必要になるかというと、ゲームの面白さって、楽しく感じるポイントや好みは人それぞれで、技術の進歩や、時代によって変化するので、これがベストという正解がないんですね。なので、どうしてもその軸となる人が必要となるのです。それ故にディレクターとしてユーザーの期待に応えられるゲームがつくれるだろうか…?というプレッシャーは非常に大きいものになります。しかも『ドラゴンクエストX』はオンラインゲームなので、運営中に常に新しい遊びを次々と提供していかなければなりません。たくさんのスタッフを率いて舵をとりながら開発を進めていくと、予想外の問題が数多く起こるんですが、できる限り自分が本当にやりたい! と思えるゲームをつくるように心掛けています。毎日が試練の連続ですが、よいものができあがってユーザーさんからの応援メッセージをいただけたりすると、とてもやりがいを感じる仕事でもあります。
学生の方に「ゲーム開発の職場ってどんなところ?」ということをよく聞かれるのですが、一言でいうと「楽しい所」です。仕事中に漫画を読んでいても、音楽を聴いていても、動画を観ていても、怒られることはありません(笑)。ただし常に新しいアイデアや感性が求められます。自由にしていい分、任された仕事に対してはきっちり結果を出さなければなりません。そういう意味では厳しい場所ともいえます。ですがそういった空気が合う方には、とても良い職場であると思います。あとチームにもよりますが、風通しがよいのも非常にいいところだと思います。通常の職場の場合、ある程度歳を重ねていくと、周りが気を使って本音がいい合えなくなることがありますが、ゲームの職場では年齢に関係なく若いプランナーでもベテランとズバズバ意見をいい合います。以前、外部から来た人に「あの若手に何か弱みでも握られているんですか?」と心配されたこともあります(笑)。確かに年功序列を大事にしなきゃいけない時もあるとは思うのですが、僕は自由に意見をいい合える空気を気に入っていますし、意見をいってもらえることって自分の仕事に情熱やこだわりを持っている証拠だと思うんです。なので、若いみなさんには、よりよいものを作るためにも、積極的に発言してほしいです。そして、もしゲーム業界で働きたいと思っている方がいれば、情熱をもって、失敗を恐れず、思い立ったらすぐ行動に移してもらいたいです。私が日本電子に在籍していたとき、自分がつくったゲームに対して、周囲からたくさんの意見やダメ出しをもらったことで成長できました。失敗できるのは若さの特権だと思って、今のうちにどんどん挑戦してほしいですね。
日本電子専門学校はどんな人におすすめできる?

おすすめできる人
- 東京近郊に住んでいるゲームクリエイターを目指したい人
- 企業から認定された教育プログラムに興味のある人
- 就職の導線が多い学校を選びたい人

非常に通いやすい位置にあり、東京近郊に住んでいるのであれば、乗り換えも少なく通学することができるでしょう。
もちろん、「通いやすい」より「通いたい」と思える学校に出会えるのが1番ですが、通いやすいというのも大切です。
職種の性質上、スケジュールに追われれば校舎が閉まるまで作業したりすることもあります。


企業が監修してくれるからこそ、大手ゲーム会社へ就職する実績が出せていますし、校内で入試を行ってくれるなど、他の学校にはない就職の導線もあります。
最終的には実力の世界ですが、「洗練された学習内容でしっかり学びたい!」という方に日本電子専門学校はおすすめできます!