こんにちはhamuwoです!
今回は「チームで一緒に作業をすることになったけど不安…」「プロジェクトのリーダーになったけど人付き合いが苦手」という方に向けて、チーム作業で大切なことや注意することをまとめます!
わたしは過去に、ゲーム制作プロジェクトで何度もリーダーやディレクターを任されることがありました。
学生時代には、わたしのプロジェクトチーム以外、ほぼ必ずメンバーが離脱するような過酷な環境だったり、病気にかかったりするメンバーもいましたが、最後までチームをまとめ続けて、大きな大会で入賞するなどした実績があります!
ゲーム制作でなくても、チーム作業で気を付けることは基本的に変わりません。
先に結論をお伝えすると、大事なのはメンバーやメンバーが行った作業を尊重することです!
もちろん作業内容がダメな場合は、指摘しないといけませんが、指摘にメンバーへの尊重の気持ちがないと、最悪メンバーと決裂してしまいます。
その尊重の気持ちを持った上で、今回ご紹介する方法を使うと、誰がサボろうと、誰が病気にかかろうとプロジェクトを運営し続けることができます!
それではその内容についてご紹介します!
目次
プロジェクトリーダー厳選!チーム作業で大切なこと注意すること4選!
チームと言っても、規模によって管理の仕方が変わってきます。
規模ごとにまとめると大変なので、今回はわたしがよく経験した10人ほどのチームでの話をしていきます。
チームをまとめる上で一番大切なこと
あらためてお伝えします、一番大切なことは「メンバーとメンバーが行った作業を尊重すること」です。
もちろんですが、誰もが違う人間で、違う考えや能力を持っているので、できる作業・できない作業が必ずあります。
どれだけ作業できない人間がいようとも、それは「作業」という単位で人を測っているに過ぎないので、人を雑に扱ってもいいという訳では決してないのです。
その気持ちを持った上で、実践する内容は以下の通りです。
大切なこと注意すること
- 仕事の頼み方
- 意思疎通の再確認
- 働きアリの法則を意識する
- 定期的に不満を汲み取る
それでは、各要素について解説していきます!
チーム作業で大切なこと注意すること①:作業の頼み方
作業を依頼する立場にある場合、相手の大事な時間を使っているということと、自分にはできないからやってもらう、という気持ちを忘れないようにしましょう。
もちろん、お願いする立ち位置にあるので丁寧に説明する必要がありますが、中でも注意したいのがこのフレーズです。
「この作業なら簡単にできますよね」
これはわたしがチーム作業をしてきたなかで、最も最悪な仕事を頼むときのフレーズです。
さきほど、メンバーを尊重することが大切だとお伝えしました。
しかしそれは、丁重に扱えという意味ではなく、相手の目線に立って考えようということです。
過去にやってもらったことのある作業であれば別ですが、基本的には「簡単にできると思うのは自分の感覚、でも相手からすると物凄く大変な作業かもしれない」と思って、まずは距離感を測るようにしましょう。
そこで相手から「すぐ終わる」と言われれば、次からはライトに接しても良いと思います。
わたしの場合、ゲーム制作のプロジェクトでしたが、プランナーがよく作業内容を知りもしないで、このフレーズをエンジニアやデザイナーに言うとブチギレます(笑)
また、仕事を頼むという責任ある立場なら「いい感じにお願いします」というフレーズも使わない方がいいでしょう。
たいてい「思っていたのと違う…」という状況になりますので、ご注意下さい!
チーム作業で大切なこと注意すること②:意思疎通の確認
どれだけ丁寧に説明しても、相手は別の人間ですので、違う解釈をされる場合があります。
そういった場合にオススメなのが、中間報告です。
作業途中ですが、中間報告を設けることで、作業の方向性が見えてきます。
「あれ?言ってたこととやってることが違う!」という問題が起きている場合、早めに気付いて対応することができるので、時間を無駄にせずに済みます。
わたしも過去に、依頼を出す側と受ける側の両方で、このパターンで失敗したことがあります。
メンバーを尊重するというのはもちろんですが、信用し切るというのは違います。
依頼を出す側は「もしかしたら、違う内容でとらえているかも?」と少し疑ったりするほうが確実に作業を進めることができます。
受ける側も「もしかしたら、やっていることが違うかも?」と心配になって、早めに「こんな感じでどうでしょう?」と聞いてみてもいいかもしれません。
ただ、なかには「そんなことでいちいち聞いてくるんじゃねえ!」と言う人もいますが、間違った作業を進行するよりマシですね!
少しでも不安に感じたら確認、時間を無駄にせず確実に作業を進めるには必要なことです。
チーム作業で大切なこと注意すること③:働きアリの法則を意識する
もしメンバーの誰かがサボっているのを見つけた時、「あいつサボってるな…」と思うのは良いですが、チームから外すなどの行動に出るのはやめましょう。
なぜかと言うと、チーム作業をしていると必ず一定数サボる人が出てくるからです。
これはわたしの経験則ですが、人間のチームというのは働きアリの法則と同じことが起きます。
働きアリの法則とは、働きアリのなかで本当に働いているのは8割で、残りの2割はサボっているという法則です。
さらに、サボっている2割がいなくなっても、残りの8割のなかから新たに2割サボり出すのです。
つまり、人間に当てはめると、サボっているメンバーがいなくなっても、残ったメンバーからサボる人が出てくるということです。
「なんで、働きアリと人間を同じにするの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
働きアリの法則は、疲れの要素があって成り立っています。
働いたアリが、サボって回復して作業に戻るというサイクルのなかで、2割サボっているという数値が出るそうです。(なかにはずっとサボり続けているアリもいるそうですが…笑)
サボっているアリがいるからこそ、アリの巣というプロジェクトは回っているんですね。
もちろん、人間にも疲れはあって休憩は必要になります。
わたしが過去に管理していたチームでも、数ヶ月単位でサボっていた人が作業に戻ってきた途端に、他の人がサボりだすということが何度も起こりました。
ですので、働きアリの法則を意識して、サボる人がいるのが健全なチームとぐらいに思っておくと良いと思います。
ただし、サボっているメンバーが問題や不満を抱えている場合は、見過ごす訳にはいきません。
それに関しては、次の項に行きます!
チーム作業で大切なこと注意すること④:定期的に不満を汲み取る
思っていることを言わずに不満を溜め込んでいるメンバーもよくいます。
定期的に不満点などを気軽に言える場を設けて、チームの改善につなげるといいでしょう。
そういった場では、不満の改善だけでなく、思ってもみなかった自分の落ち度に気付かされたりすることもあるので、自己改善としても活かすことができますね!
わたしの体感ですが、早くても3ヶ月、遅くても6ヶ月ぐらいのタイミングで一度、場を設けるのが良いかと思います。
「それ、なんか意味あるの?」「時間の無駄」とか言われることもありますが、そういう人に限って、その場に来ると爆発したりするので、メンバーの状況を見て開催できると良いですね。
しかし、文句のぶつけ合いになって、決裂だけはしないように注意です!
いなくなったメンバーが作業していなかったとしても、残ったメンバーのなかから作業しない人が出てくるので、どんどんプロジェクトが重くなってきます。
この場では、過度にメンバーを否定せず、相手の話を聞こうという気持ちが大切です。
その大本には相手を尊重する気持ちがあり、お互いに改善したいと思って場に臨めることがベストです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
チーム作業となると、人間関係などの問題は必ず起こります。
何度もお伝えしていますが、防止するためには、メンバーやメンバーが行った作業を尊重し合うことが大切です!
チーム作業をしていると、自分では出せなかったアイデアや意見が飛び込んでくることもよくあります。
そういったタイミングを迎えてこそ、「ここまで一緒に頑張ってきてよかったな」と思えるので、少し根気が必要ではありますが、ご紹介した内容を意識してみてはいかがでしょうか?