


この記事で分かること
- ゼノブレイドDEの良い点
- ゼノブレイドDEの悪い点
- ゼノブレイドDEを買うべきか
目次
ゼノブレイド ディフィニティブエディションの評価
総合的な評価は★★★★★!

話の展開やキャラの心境・成長もしっかり描かれていて、巨大な神の上を冒険するという独特な世界観と、リメイクで分かりやすくなったシステム周りも高評価!!
もともとWiiで出たRPGゲームではありますが、グラフィックの向上もあって、今遊んでも楽しめるように工夫されていますね!

一部のステージでは、ひたすら敵と戦うだけの単調な作業になったり、極端に強いボスが突然現れるなど、進行上の緩急が激しい…。
また、追加ストーリー「つながる未来」で、新規会話や衣装追加は嬉しいのですが、ストーリーの説明不足が残ったのも気になるポイントです。
そういった内容も含めて、どんな人におすすめできるのか詳細をまとめます!
ゼノブレイドディフィニティブエディションの良い点
ゼノブレイドDEの良い点
- 紆余曲折するメインストーリーが面白い
- 広大なマップのランドマークや秘境探しが楽しい
- グラフィック向上でキャラクターに魅力が増した
- 戦闘やイベントシーンを盛り上げるBGMが最高
- 施設の復旧やクエストなどの膨大なやりこみ要素
1.紆余曲折するメインストーリーが面白い
最初は主人公たちの復讐から始まる物語ですが、その冒険の中で様々な事情に出くわします。
詳しく語るとネタバレになるので伏せますが、ストーリーを通して、敵に対する復讐の気持ちは共感と自立に変わっていきます。
冒険を経て成長したキャラクターがしっかり描写されるので、つい感情移入してしまいますね!
2.広大なマップのランドマークや秘境探しが楽しい
巨大な神の上を冒険する様は、まるで超巨大な山を登っていくような感覚で、周りを見渡すだけで「ここまで登ってきたんだ…。」と達成感が溢れます。
世界観だけでなく地形も広大で、吊橋から谷底までダイブしたり、見えている地形ならほとんど歩いて行けるなど、オープンワールドチックな魅力もあります。
マップには秘境と呼ばれる絶景スポットも用意されているので、歩きまわっているだけでも楽しいです!
3.グラフィック向上でキャラクターに魅力が増した
WiiからSwitchにリマスターされたことで、大幅にグラフィックが向上しました!
のっぺりとしがちだったキャラの表情だけでなく、痛そうな武器の質感など、とても個性を感じる作りになりました。
その中でも特に、敵として登場する機神兵「フェイス」の金属光沢がギラギラしてめちゃくちゃ格好良くなったので、Wii版でプレイ済みの方も見てみて欲しいですね!
4.戦闘やイベントシーンを盛り上げるBGMが最高
熱い戦闘BGM、感動的なイベントBGM、落ち着いたフィールドBGMなど、どこを取っても良曲だらけです!
その中でも、強敵戦の「名を冠する者たち」は、某ゲーム音楽ランキングTOP100に10年連続ランクインするほどの人気曲なので、ぜひ1度本編で熱い展開と共に聞いてみて欲しいですね!
5.施設の復旧やクエストなどの膨大なやりこみ要素
破壊された施設の復旧や、本編に関係しないクエストなどやりこみ要素が膨大です!
本編をプレイしているだけでも、「そんなにリクエストする!?」というぐらい頼まれるので、ついつい夢中になって寄り道しがちです。
最初から全部やろうとすると大変なので、やらないという選択肢もありますね。(本編にほとんど支障ないです)
ゼノブレイド ディフィニティブエディションの悪い点
ゼノブレイドDEの悪い点
- レベルバランスがイマイチ
- 敵の弱点が分かりづらい
- 終盤のマップと展開が単調
- クエストの種類が単調
- 「つながる未来」の不明点の多さ
1.レベルバランスがイマイチ
数で押してくるボスが異常に強かったり、中盤以降では、通り道にいる敵と戦うだけではボスに勝てなくなります。
詰まる度にレベル上げに行く面倒くささは、正直ありますね。
ただ、カジュアルモードという一時的に難易度を下げる機能があるので、あまりに大変だと思ったら使っても良いですね。
2.敵の弱点が分かりづらい
物理が苦手、エーテル(魔法)が苦手など、敵の情報を知る手段がほとんどありません。
物理攻撃がメインのキャラが「何かこいつ苦手かも…」というような情報以外は、見た目から判断するしかありません。
味方キャラが複数いるゲームなので、敵の情報を知れないというのは、パーティの切り替えをする理由が少なくなってしまいますね。
3.終盤のマップと展開が単調
終盤のとあるマップで、特に大きなイベントもなく、約5時間ほど移動と戦闘を繰り返すシーンがあります。
敵の種類や景色も変わることがなく、ひたすら戦闘戦闘戦闘…。正直つらいですね。
ただ、このポイントを抜ければ怒涛の展開が待っているので、頑張って乗り越えたいところです。
4.クエストの種類が単調
街の人から依頼されるクエストの種類は、主に特定の敵を倒すか目的地に行くかの2つしかありません。
1つの街に対してだいたい8〜5クエストほど依頼されますが、内容が変わらないので飽きやすいです。
しかし、本編の攻略中に取り組めるものが多く、ちょっと寄り道する程度なので、面倒くささはありませんね。
5.「つながる未来」の不明点の多さ
追加ストーリーの「つながる未来」で登場する敵「霧乃王」に不明点ばかり残ります。
何故やってきたのか?倒しても何故撃退できたのか?が分からず、ストーリー中のメイン討伐目標的なキャラクターなので、全体がフワッとしたままクリアしてしまいます。
追加ストーリー自体は新たな会話やキャラクターの登場で魅力的な分、もったいないと感じる部分ですね。
結局買うべき?ゼノブレイド ディフィニティブエディションの感想!
あらためて、ゼノブレイドDEの良い点と悪い点をまとめます。
ゼノブレイドDEの良い点
- 紆余曲折するメインストーリーの展開が面白い
- 広大なマップのランドマークや秘境探しが楽しい
- グラフィック向上でキャラクターに魅力が増した
- 戦闘やイベントシーンを盛り上げるBGMが最高
- 施設の復旧やクエストなどの膨大なやりこみ要素
ゼノブレイドDEの悪い点
- レベルバランスがイマイチ
- 敵の弱点が分かりづらい
- 終盤のマップと展開が単調
- クエストの種類が単調
- 「つながる未来」の不明点の多さ

巨大な人型の上に広がっている世界を徐々に登る独特な世界観と冒険感、復讐から始まるキャラクターの成長を描くストーリー、戦闘やイベントシーンを盛り上げてくれるBGMなど、おすすめできるポイントが山程あります!!

新衣装や新キャラクターが魅力的なのは確かですが、大目標に関して良く分からないまま終わるので、イマイチな評価になるかもしれません。
ただ、約10年ぶりのリマスターなので、久しぶりにメインストーリーをプレイして懐かしさに浸るのも良いかもしれません。
わたしも久しぶりにプレイしましたが、Wii版で分からなかったキャラクターの魅力や、衣装替えなど楽しめる要素が増えたように感じますね!